杉本光洋
【バタフライエフェクト~とある人物の受難~】
2022.03.10
皆さん!おはようございます!
タップセカンド所属、杉本光洋です!
皆さんは
「バタフライエフェクト」
と、言う単語をしっていますか?
かいつまんで説明すると‥‥偉い学者さんのお話で
「蝶の羽ばたきで嵐は起こるのか」
と、言ったとか言わなかったとか、、そんな話だったと思います。※←ふわっとした感じ汗、学が無くてスミマセン(-_-;)ちゃんとした説明は各自で調べて下さいm(_ _)m※
で、何を言いたいかと言うと
蝶の羽ばたきで嵐が起こるかは知りませんが!!
蛾の羽ばたきで嵐は起こる事を知っています!!
そして、それに引き金を引く人物も‥‥
その名も‥「西山太陽(仮名)」
※上記の名前は仮名です!!
※実際にはこんな名前の人間は居ません!!
‥その日僕はとてもイライラしていた、なぜなら歯が痛かったからだ。
お昼ご飯を食べた辺りから異変には気が付いていた、だが、いかんせん歯医者と言うモノがとてもダルく感じている年頃。面倒クサイという言葉で片付けてしまった。
その判断が、現在の自分を苦しめている、時刻は20:30分、こんな時間に歯医者がやっている分けも無く途方にくれ、まさに後悔先に立たずな状態である。
そんな絶望中、僕の体の異変をハイエナばりの嗅覚でいち早く気が付き
チーターばりの素早さでここぞとばかりに、全力でからかってやろうと絡んで来た
猛獣の様な人物が居た。
「西山太陽(仮名)」その人である。
コンコン←部屋をノックする音
ガチャ←部屋のドアを開ける僕
西山「光くん、なにやらお辛い様で‥。ニヤニヤ」
何かを察する僕、細める目。
僕「‥正気ですか?西山太陽(仮名)…!?」
西山「僕は、正気だよ(笑)ニヤニヤ。人を楽しませるのが僕の使命さっ!ニヤリ」
そう言って、わざわざ僕の部屋の中まで入ってきて
よく意味のわからないダンスを踊りまくる西山太陽
西山「土曜日の夜にフィーバー!フォー!」
うん!帰ってくれないかな!!
西山「なにをポカンとした顔で見ているんだね光くん!辛い時は辛さを吹き飛ばすくらい踊らなければっっつ!さあっつ!Let’s danceing!フォーーっ!」
うん!帰れっっつ!!今すぐ!!!
西山「うっわ、何青筋立ててイライラしているの?空気悪いわ~」
あんたが空気悪くさせてるんだよっ!
西山「わかったわかった、一回空気を入れ替えよう」
そう言って彼は勝手に僕の部屋の窓を開けた
刹那
入り混んで来る数匹の「蛾」
上がる野太い悲鳴、
稲妻のごとき速さで居なくなる西山太陽。
そう彼は「蛾」が苦手なのだ
ようやく解放される僕
よかった、ようやく帰ってくれた。
そう思っていた矢先。
フォーーー!フォーーー!
と聞こえる謎の声
フォーーー!フォーーー!
そう言って近づいてくる声、これは間違いない!
ヤツだ!ヤツが来たんだ!!西山太陽だ!!!
奇声と共に帰って来た西山太陽の両手には
殺虫剤が固く握られていた。
西山「喰らえーー~っ!」
僕の部屋の中で殺虫剤のトリガーを引く
打ち出される殺虫ガス
だが、蛾達はことごとく交わし逃げる。そして、安全地帯を求めて僕の身体に逃げ着いた。
西山「追い詰めたぞっ‥往生しやがれぃーー!」
僕「おい、まte‥」
ブワーーーー!!!!
僕の声を遮り、思いっきり、ダブルスプレーで殺虫ガスを僕の顔にぶちかます西山太陽
西山「‥勝ったニヤリ」
‥何に勝ったんだよ‥ここまで歯の痛みにも、嫌がらせにも、虫の侵入も耐えて来た僕であったが、、ついに堪忍袋の緒が切れた。
…ブチン…
僕「キサマ、いいかげんにしろ」
その瞬間、野性的本能で危険を察した西山太陽は瞬く間に逃げ出す!
僕「ニガ、、サン、、!!」
顔が殺虫剤で真っ白になった僕は、冷静に、だが確実に西山を追う。
無表情な、白い顔で。
西山「ヤバい!皆助けてっ!これはっまじでっ!!ごめんてーーー!だれかあぁああーーー!」
西山「うわああああぁぁぁあーーーー‥‥」
その後一週間ほど、西山太陽を見たものはいない。
蝶の羽ばたきで嵐が起きるかは分かりませんが
蛾の羽ばたきで嵐は起こる事を僕は知っています。
これも
「バタフライエフェクト」の一つかも知れませんね!
知らんけど(笑)
良い子の皆!人体に有害だから人の顔に殺虫剤をかけてはいけないゾ!!
以上光クンからでした♪今回も読んでくれて、ありがとう(^o^ゞ!
また、次回っ!!