「海に眠るダイヤモンド」に学ぶ

2025.02.12

熊門 剛です。

2024/11/30「海に眠るダイヤモンド」の現場に参加させて頂きました。

当日は朝の6時から夜10時まで、休む間もなく衣装替えのセット移動の繰り返しで超ハードな1日でしたが、監督はじめキャストの方々、沢山のスタッフやエキストラの皆さんと頑張って来ました！

塚原組はいつも通り活気に溢れた笑いの絶えない明るい現場でしたが、監督の拘りのシーンでの厳しさも相変わらずで、あの神木さんでさえ「てっぺい！昨日の最後のシーン思い出して！」とカットされ、俯き加減に数秒考え「・・・わかりました！」と再スタンバイ。

凄いのはここから。同じシーンが神木さんの「バルブ締めてきた・・・」のセリフの言い方一つでまるで違う物に生まれ変わる！

我々エキストラ俳優は元来舞台を作る事が任務の裏方のプロ集団、誰ともなくそのシーンのシチュエーションに合わせた役回りを引き受け、自然にその中のリーダーが決まりチームが生まれる。

最初に撮影シーンのシチュエーション説明はあるものの台本は知らない。だから、最初の神木さんの演技はそれがどんな映像なのかはポヨヨンとしか思い浮かばない。たが、、、

再カットのそれは同じセリフなのに、もはやただのセリフではなくなり、その場面が浮かびあがってくる様なマジックミラー😳

その時はバレなかったが、恥ずかしながら感動して少し涙ぐんでしまった🤣

今回の撮影では、神木さん演じるてっぺいの心はどのようにしたら見る人の心に伝えられるのか？どうすれ大きく届くのか？という研究課題をもらって帰って来ました。

これからも少しでも多くの現場重ねて精進して行きたいと思います😉✌️