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藤井昌志

劇団鉄骨ボレロ第12回公演「銀河を走る獣の群れ」反省会

2023.08.26

TAP SECOND所属の藤井昌志(ふじいまさし)です。

 

826日に劇団鉄骨ボレロ第12回公演「銀河を走る獣の群れ」の出演者による反省会が行われました。

 

稽古、公演を踏まえて、各々が感じた反省点を発表し合い、皆さんの反省を聞き、改めて今公演について自分なりに振り返りました。

 

私は撮り鉄の「常保」を主に演じさせて頂き、次いで、獣の群れである「サラリーマン」と、主人公を治療する4名の医師の1人「吉沢」の役も頂戴いたしました。

 

私が一番強く思ったのは、主人公に激昂するという役柄の「常保」に体力を注いだために、他の役が「常保」に比べ、明らかに熱量を注げていないという点でした。

 

それは自分の実力の無さであり、どの役にも同等の熱意を注げるフィジカルを鍛え、集中力を切らさない体力を備えなければいけないと痛感致しました。

 

日々意識して、自分の身体と向き合い、あらゆる役を受け入れられる器作り、鍛錬に励みたいと思います。

 

 

また演じる事以外にも、稽古、公演までのスケジュール調整や、劇中小道具などの準備等で様々な方にご協力頂き、自分も今後はより気を使えるようにならなければと感じました。

 

改めて、充実した実りある時間を共に過ごさせて頂いた共演者の皆様、大きい心で演出して頂きました主催の晋さん、ありがとうございました!

 

 

ちなみに明くる日の827日は「銀河鉄道の夜」の作者、宮沢賢治さんの誕生日だそうです。

 

今公演の内容が発表された際、モチーフになったであろう原作を読んでみようと思い、実際に読み、作品の創作の経緯などを調べるうちに、すぐにオーディションの参加を熱望しました。

 

その結果、たまたま合格させて頂き、この夏一番の、本当に楽しい充実した演技経験となりました。

 

宮沢賢治氏からしたら、なんのこっちゃ?ではありましょうが、改めて、素晴らしい作品を後世に残してくださり、本当にありがとうございました。

 

 

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グラディード汐留2F

TAP SECOND 藤井昌志